先日、思わぬことで怒りのボルテージが上がってしまいました。
思えば、朝から疲れてた。
週末エステに行って、優雅な気持ちでいられたのも月、火の2日間くらい。
水曜日になると、ちょっとのことでもイライラするようになり、気持ちも身体もダル重でした。
自分でも調子が落ちているのを感じたので、ほぼ定時で会社から退散。
どこかに寄り道して、1人でのんびりしたい。
私の通勤ルートは乗り換えが一回あるので、乗換駅の駅中カフェでお茶することにしました。
店内は混雑していて、空いている席が少な目。
少しでも混みあっていなさそうな席を選び、場所取りのために書類を入れたクリアファイルをテーブルにおいて注文に行きました。
注文を終えて席に戻ろうとすると、男子高校生が置いていたクリアファイルをどかして席に座っていたのです。
一気に怒りボルテージ急上昇。
いったい何のためにクリアファイルが置いてあると思ってるんだ!
と、叫びたい気持ちにかられましたが、黙ってクリアファイルを取り、立ち去りました。
結局、他に禁煙席は空いておらず、持ち帰りできる商品でもなかったので、喫煙ルームに行くことになりました。
煙草の煙が充満している空間にいて、リラックスした気持ちになんかなれませんでしたよ。。。
『普段来ることのない喫煙ルームで学ぶこともあるかもしれない』
と前向きに考えを巡らせてみようともしたんですが、あまりの煙臭さに思考回路すら働きませんでしたよ。
結局、そそくさと買ったものを消化して、その場を離れました。
短時間で一気に洋服が煙臭くなったよ。。。
怒りの原因
たまにいますよね、人が確保しておいた場所をぶんどっておしゃべりする中年おばさんの集団とか。
でもおばちゃん集団だったら、そんなに怒りの気持ちは湧かなかったんじゃないかな。
『おばちゃんてそういう生き物だもんね』
と諦めがついたと思います。
多分、怒りの原因は、
・男
・学生
・おしゃべりしている
という3点が揃ったから。
自分より若く、しかも学生というお気楽な身分のやつらが、仕事してぐったりしている私のリラックスタイムをぶち壊しにする、というのが許せなかったんです。
お店を出てからも怒りが収まりませんでした。
あまりにも感情が落ち着かないものだから、なんでこんなに私は怒っているんだろう?と考えてしまうほどでした。
本当の怒りの原因は、他にある
多分、今回のことは単なるきっかけで、私はずっと怒りを溜めていたんじゃないか、ということ。
自分は一生懸命仕事をしているのに、仕事が遅い周囲が許せない。
私が頑張って働いているのに、ダラダラとテレビを見ている家族が許せない。
どうもそういう思考に陥ってしまっているようです。
いつも頑張っている人がエライわけじゃない。
その人が一番心地良いペースがあるものだ。
今回の怒りで、自分の考え方を反省したのでしたし、そんな考えになっているほど自分を落ち込んでいるのだろうかと、ちょっぴり悲しくなりました。
身体も心も疲れたときに楽になる方法
まずは1人の時間をつくろう
身体と心はつながってます。
大きなストレスは身体に変調をきたすし、
身体がしんどいときには心のゆとりかなくなります。
だから、まずは疲れをとる時間を確保しましょう。
短い時間でも自分のために時間をつくるのはすごく大切。
他人は自分のしんどさを見ることはできません。
家族でさえ、あなたがどれほど疲れているか理解することはできないでしょう。
ゲームのようにバロメーターが数値となって出てくれたらどんなに楽か、と思いますが、そんなものは存在しないのでね。
そして忙しい日々の中では、自分のつらさすさ、気づかなかったり、気づいていても後回しにしてしまいます。
だから自分のための時間をつくることは、
自分を大切にすることになります。
しんどくなったら、まずは1人の時間を確保しましょう。
身体をほぐそう
強いストレスを感じていると、身体も緊張して肩に力が入った状態になります。
その上、身体を動かす機会も少ないとなると、身体の動きが固くなって血流も悪くなっていきますね。
しかも年齢と共に筋力が衰えていくため、自力でそれをカバーする力が弱くなる。
その結果、慢性的な疲労がとれなくなり、身体の不調が心にも影響を与えるようになるという負のスパイラルに陥ります。
身体をほぐすと身体が軽くなるのは当然ですが、不思議なことに心も軽くなるんですよね。
だから身体をほぐすって重要。
心が疲れていても、まずは身体をほぐしたほうが良いと思っています。
好きなものを食べよう
単純ですが、何も考えずに食べたいものを食べるだけでも効果はあります。
おいしいから幸せになる、というのはもちろんありますが、それだけではなく。
心が疲れる理由というのは、ほとんどが、
やりたくないけど、やらないといけないこと
に時間をとられているから
だと思っています。
いつも誰かのために行動をしていて、
自分のやりたいことができない。
「家族のためにやらないといけない」
「自分がやらないと困る人がいる」
真面目な人ほど、自分のための時間を削っていきます。
だけど、やるべきことだけに時間を取られていると、自分が何のために生きているのかわからなくなってくるんですよね。
自分がやることで自分も幸せになるなら良いのですが、義務感だけで行動していると次第に息苦しさを感じるようになります。
そしてストレスが溜まり、修復できない爆発の仕方をしてしまうことも…
だからそうならないために、自分が自分を大切にしていることを自覚する必要があります。
食べものだけじゃなく、
欲しいものを買うこと、
やりたいことをやること、
旅行をすること、
どんなことでも自分がやりたいことをやる、というのは、「自分は自分のために生きている」と肯定することです。
好きなものを食べるというのは、とても簡単に自分を肯定する行動なんですよね。
喧騒から離れよう
お店や公共の施設から物理的に距離がある場所に移動して、目的もなくただ歩いてみるのは運動にもなり、頭の中をリセットする時間にもなります。
喧騒や人混みはそれだけでストレスになりますから。
余計な情報に振り回されないために、スマホもシャットダウン。
何も考えないでボーッとする時間を作りましょう。
1人で静かにできる場所、というのは案外少ないですが、図書館、公園、普段歩かない街並みなどは、比較的ストレスを感じない場所かなと思います。