「抜け毛・薄毛の原因はシャンプー」という話を聞いたことがありますか?
市販の低価格のシャンプーは、頭皮に良くない成分が使われているとか。
子供の頃からずっと、市販の低価格シャンプーを使ってきた私。
シャンプーを選ぶときは、価格やCM、パッケージでなんとなく良さそうなものを選んでました。
はたしてシャンプーは薄毛の原因なのでしょうか?
シャンプーは薄毛の大きな要因ではない
これが私の結論です。
薄毛に悩んだ当初、原因についてずいぶん調べました。
中にはシャンプーが原因と書いているものも多く、その理由は「安価なシャンプーは洗浄力が強く、必要な皮脂まで奪ってしまう」からでした。
確かに、それは事実かもしれません。
安いシャンプーは合成界面活性剤で作られています。
そして合成界面活性剤は、肌のバリア機能を壊してしまうそうです。
最近読んだいくつかの本でも、合成界面活性剤についてはことごとくマイナスのことしか書いてありませんでした。
化粧品を選ぶときにチェックするべき成分は、
1.合成界面活性剤
2.合成ポリマー
3.タール色素
4.紫外線吸収剤小澤 貴子[賢い化粧品の選び方] https://t.co/WrracJ0anx
— みかみ@薄毛女子HARG療法で育毛中 (@usugejyoshi) July 22, 2019
しかしそうなると、
「子供の頃からずっとシャンプーを使ってきたのに、なぜ今それが薄毛の原因になるのか?」
という疑問が浮かびます。
これまでの蓄積なのでしょうか?
また、
「化粧品は長時間、顔につけているのに、合成界面活性剤が入っていても産毛すらなくならないのはなぜ?」
という疑問も出てきます。
つまり、「バリア機能が弱くなるからといって、薄毛になるわけではない」のでは?
いくら刺激が強いといっても、シャンプーが頭皮に触れている時間は数分です。
むしろ、洗い方や洗い残しのほうが問題ですよね。
どんなにいいシャンプーもすべて界面活性剤
シリコン入りシャンプーが良くない。
高級アルコール系・石油系が良くない。
合成界面活性剤は良くない。
いろんな情報が氾濫していて、何を選べばいいのかわからなくなりますよね。
シャンプーは大きく3種類にわかれています。
- 高級アルコール系・石油系
- アミノ酸系
- 石けん系
この3つはどれも界面活性剤です。
洗浄する、という目的のうえでは界面活性剤は必要なもの。
刺激が弱いとされているアミノ酸系シャンプーでも、合成界面活性剤なんですよね。
それでも刺激の少ないシャンプーを選びたい!
シャンプーに大差ない、といってもできるだけ刺激の少ないシャンプーを選びたいですよね。
3種類の特徴をまとめてみました。
高級アルコール系・石油系シャンプー
石油系からつくられる合成界面活性剤が入っているシャンプー。
手頃な値段で買えるのが特徴。
よくCMで見かけるのも高級アルコール系・石油系シャンプーです。
代表格は、私も使用しているLAX。
アミノ酸系シャンプー
植物由来の合成界面活性剤が入っているシャンプー。
値段はお高め。
有名なのはイオニートでしょうか。
石けん系シャンプー
合成ではない界面活性剤を使用しているシャンプー。
ただし他のシャンプーと違いが大きく、挫折する人が多いです。
代表格はドラッグストアでも売っているシャボン玉石けん。
私も「合成界面活性剤が良くないなら、石けんシャンプーにすればいいのでは?」と思い、石鹸シャンプーにチャレンジしたことがあります。
が・・・その時は3日で挫折。
石鹸シャンプーは正しいシャンプー方法を知らないと挫折します。
湯シャンはどうなのか
「どんなシャンプーでも刺激があるというなら、シャンプーを使わなければ良いのでは?」という発想にもなりますよね。
湯シャン、やってみました。
頭皮のベタつき落ちないんだもん。
これについては、かずのすけさんがタメになる記事を書いてくださっています。
超簡単ヘアケア・・・? 「湯シャン」について
一番大事なのは、きちんと頭皮の汚れを落とすこと。
洗った直後なのにベタついてる髪なんてありえない。
まとめ:大事なのは、続けられるかだと思う
どんなに安全な成分でも、使用感に納得がいかなければ使い続けられない。
どんなにいいものでも、手軽に変えなければそれはそれでやめてしまう。
使い心地が良くても、自分の生活費とはかけ離れてる金額だったら、現実的じゃない。
それぞれのシャンプーにメリットがあり、デメリットがあります。
だから万人が認めるシャンプーはなくて、それぞれのシャンプーの特性を知った上で、自分が納得できるものを選ぶようにしてくださいね。
【追記】
その後、「やはり石鹸シャンプーが一番いいのでは・・・」と思い、石鹸シャンプーになりました。
石鹸シャンプーに興味がある方は、こちらの記事もどうぞ。