ぐっすり眠りたいのに、蒸し暑さで眠れない。
気がつくと夜中に汗ダク。寝苦しさで目が覚めてしまう。
朝、布団から起き上がれなくて今日もダルい感じが抜けない。
日本の夏は暑さだけでなく、湿度が高いですよね。
日中は暑い中毎日頑張っている私たち。
寝るときくらい気持ち良く眠りたい。
朝すっきりした気持ちで目覚めたい!
そんなストレスから解放されるため、今日から質のよい睡眠を手にする方法をまとめてみました。
明日からは、夏の暑さに負けずに朝まで熟睡コースで!
エアコンの温度を26℃にする
日本睡眠科学研究所によると、快適に眠るための理想的な環境は、
気温:25℃~26℃
湿度:50%~60%
とされています。(夏の場合)
「25℃~26℃?それって下げすぎじゃない?」
と思うかもしれません。
しかし「熱帯夜」と言われるのは、夜間の最低気温が25度以上。
参考までに昨日の東京の気温を確認してみると、最低気温は、明け方5時の25.4℃。
夜中の2時だとまだ気温が下がりきっておらず、27℃以上です。
(参考:気象庁HP)
私たちは眠るとき、パジャマを着て、寝具を身体にかけて寝ます。
27℃以上で、身体に寝具をかけて寝れますか?
エアコンなし、扇風機なし、27℃以上の環境ですと冷感タオルケットを使っても、かけたそばから暑くて剥ぎます。
冷感の意味なし(笑)
25℃は決して下げすぎではないですよ。
環境省が2005年から提唱する「クールビズ」では、冷房時の室温は「28℃」が目安とされていますが、これはエアコンの設定温度が「28℃」ということではありません。
特にオフィスなどでは、パソコンの放熱もあるし、人口密度が高いとエアコンを28℃設定にしても28℃まで下がらないのです。
そもそも「28℃という設定自体が高すぎる!」という声もあるくらいなので、自由に温度設定できるなら、自分が暑いと感じない温度に調節してくださいね。
エアコンによる夏風邪を防ぐためには?
「でもエアコンつけて寝ると、喉が痛くなるんだよね・・・」という人も多いと思います。
エアコンで喉が痛くなってしまう要因は主にこれら。
- 空気が乾燥するため
- ウイルスが含まれる空気をまきあげる
- ウイルスが含まれる空気を内部に取り込んでいる
それを防ぐには、
- 寝る前に水を飲む
- マスクをする
という方法で喉の痛みも回避することができます。
同じように喉の乾燥で悩んでいる方は多く、寝るとき専用のマスクも売ってます。
扇風機も併用
寝るときだけに限りませんが、エアコンと扇風機を併用することで部屋の空気が撹拌されます。
空気が動くことでより涼しさを感じるようになりますね。
クール寝具も併用する
最近は涼しく感じる冷感グッズも増えてきました。
冷感シーツ・クールパッド
私がとても重宝しているのはクールパッド。
涼しく感じるし、冷たいところに触れることで体温が下がります。
ちなみにクールパッドを選ぶ際は、中わたがコットン(脱脂綿含む)のものではなく、ポリエステルのものを選びましょう。
コットンの良いところは吸水性ですが、放湿性が悪いというデメリットがあります。
吸った湿気を手放さずに、そのまま蓄えてしまうということ。
東京西川のクール敷きパッドは、中の詰め物がポリエステル100%。
しかも詰め物は、わたですらなくメッシュ。
そのため通気性がとても良いのです。
快適な睡眠には、湿度も大切な要素。
夏でも半袖パジャマはNG。吸水性の高い長袖パジャマで
「エアコンと扇風機も併用し、なおかつクールパッドを使っていても、朝になると汗だく…」
という方もいらっしゃると思います。
家族と一緒に寝ていると、自分の都合だけで温度調整ができないこともあります。
汗対策としては、吸水性の良いパジャマを着ること。
寝間着なんてなんでもいいんじゃない?
Tシャツとかスウェットでも別に問題ないんじゃない?
と思われそうですが、夏の睡眠で重要なのは「温度」と「湿度」。
暑さで夜中に目が覚めたら汗でグッショリ…という経験はないですか?
それはかいた汗が吸収されていないからです。
汗を吸収しない服装で寝ると、湿気が増えて蒸し暑く感じてしまいます。
更に、汗をかいてそのままにしておくと、あせもができてしまったり、身体が冷えて寝冷えを起こす原因にもなってしまいます。
汗をしっかりと吸収するためにも、半袖パジャマではなく長袖のパジャマを選びましょう。
夏のパジャマに最適な素材は綿(コットン)、麻(リネン)
夏の素材として最適なのは、
綿(コットン)
麻(リネン)
の2つです。
綿(コットン)には、吸湿性があって肌触りもよい、
麻(リネン) には 吸水性と速乾性が高いというメリットがあります。
特にガーゼパジャマだと、通気性がよく、蒸れにくい。
柔らかいので赤ちゃんの肌着にも使われるほどお肌に優しいです。
ちなみにガーゼパジャマはあのちきりんさんもおすすめしていて、コラボ商品を作られていたくらい。
こちらは楽天ランキング1位のガーゼパジャマ。
綿100%の 1重ガーゼなので、涼しいし軽い(リンゴ1個より軽い!)。
それでいて洗濯機で洗ってOKという強さが嬉しいですね。
食生活も影響してます
不眠症解決のカギを握るのは…
「タンパク質」眠気を促すホルモンは「メラトニン」
メラトニンはセロトニンの分泌過程で作られるホルモン
セロトニンの材料は「タンパク質」
と言うことはメラトニンを作るには「タンパク質」が必要
質の高い睡眠には「タンパク質」は
必要不可欠!— たっきー🍖健康普及大臣 (@kyoheitacky0919) June 3, 2019
まとめ:ストレスのない夏の睡眠を!
健康的な生活にもいろいろある。
例えば、薄毛対策に大切な睡眠。
睡眠時間を増やすのは簡単ではないけど、睡眠の質を良くすることならできる。
暑さで眠れない今の時期は、「温度」「湿度」を適正にすれば、スッキリ目覚めることができる。— みかみ@薄毛女子ハーグ療法中 (@usugejyoshi) August 11, 2019