MEC食って聞いたことありますか?
ダイエッターの方なら知っているかもしれませんね。
MECは、お肉、卵、チーズのこと。
この3つだけで1日に必要な栄養がとれると、沖縄の医師が提唱した食事法です。
新しいダイエット方法としても注目されていて、MEC食にすると細胞から若返ると言われています。
MEC食とは
MECとは、
MEET・・・お肉
EGG・・・卵
CHEESE・・・チーズ
の頭文字をとったもの。
お肉・卵・チーズを積極的に食べる食事法です。
種類は問わず、お肉、卵、チーズなら何でもOK。
MEC食では野菜を多く食べようというような決まりもなく、炭水化物も絶対に食べてはいけないわけではありません。
食べるものについては厳しいルールはなし。
が、一口30回以上しっかり噛んで食べるのが重要と言われています。
「よく噛んで食べよう!」というのは子供のころよく言われた気がしますが、忙しいとついつい噛まずに飲み込んでしまうこともあると思います。
そう考えると、一口30回以上はなかなか難しいかもしれませんね。
1日に食べる目安量は、下記のとおりです。
・お肉 200g以上
・卵 3個以上
・チーズ 120g以上
MEC食で髪質が変わる?
MEC食を食べると髪質が変わると言われています。
その理由は、タンパク質をしっかり摂取できるから。
髪を育てるために必要な栄養素をしっかり取り入れることができるので、髪のツヤやコシ、ハリがアップして抜け毛になりにくくなります。
お肉も卵もチーズも、タンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質の重要性については、何度か記事にしてきましたが、MEC食はまさに理にかなった食事法だと思います。
私はこれまでさんざんダイエットをしてきました。
ローフードやナチュラルハイジーン、1日1食などに挑戦しましたが、それらの食事法はだいたいタンパク質が少ないです。
痩せることはできるけど、不健康になりやすい。
薄毛になる前は、1日1食の生活をしてました。
朝も昼も食べずに、夕食だけの生活です。
ダイエットとしては一番効果を感じて「このまま続けていけばモデル体型になれる!」って思いました。
しかしその頃から、朝起きると枕に抜け毛が目立つようになり、明らかに以前より抜け毛がひどくなりました。
次第に体型よりも髪が気になるようになりました。
お風呂に入るたび抜け毛の量に落ちこみ、「周りから薄毛になってきたと思われていないだろうか」と人目を気にして、どんどん自分に自信がなくなりました。
結局、ダイエットどころではなくなってしまったのです。
経験してわかったけど、ダイエットするなら健康的に痩せなきゃ意味がない。
動物性タンパク質は健康的な生活を送るうえで必要なものです、ホントに。
MEC食でホルモンバランスが整う?
MEC食では脂肪分もしっかり食べるように推奨されています。
特にお肉の脂身は食べたほうが良いそうです。
脂肪分を摂取しすぎたらコレステロール値も上がりそうですし、体に良くないイメージがありますよね。
しかし実は、食べれば食べるだけコレステロール値が上がるわけではないそうです。
コレステロールは肝臓で作られていますが、食事からコレステロールを摂取すると、肝臓から作られる分は減り、一定に保たれるのです。
だからお肉の脂身も食べて問題ありません。
コレステロールは女性ホルモンの材料です。
コレステロールを一定に保つためにも、MEC食を実践して脂を食べることが良いとされています。
まずはゆるく始めてみよう
MEC食のメリットは髪に嬉しいだけでなく、便秘の解消・アトピー肌の改善・肌荒れ解消・イライラ解消・不眠症改善・片頭痛の改善など、さまざまな健康効果が期待できるとされています。
だけど食生活をいきなり替えるのは大変ですよね。
お肉と卵とチーズが好きな人なら楽しく実践できるかもしれませんが、お肉が苦手だったり、チーズが苦手という人もいるのではないでしょうか。
卵が食べられない人だっています。
たっぷり食べて良いと言われても限度があるでしょう。
なので完全に実践しようとせずに、おやつなどを甘いものからタンパク質に変えるなど、できる範囲で取り入れましょう。
MEC食を楽しく続けられるレシピなども、ネットで検索すると出てきます。
丈夫で美しい髪を育てるため、薄毛を改善するために、質の良いタンパク質をしっかり摂取していくということを少しでも意識してみてくださいね。