
以前より髪がまとまらなくなってきた、髪が細くなった気がする、などなど・・・
「これって老化?歳のせい?」
と感じたことないですか?
私はもともとサラサラストレートな髪質で、髪だけが唯一自信のあるパーツでした。
しかし40歳近くになり、髪がうねるようになってきたのです。
老化は避けられないけど、できるだけキレイな髪を維持したい!
かと言って、縮毛矯正したら頭皮に負担がかかりそう・・・
そんなわけで、今回は頭皮のエイジングケアについて調べてみました。
ヘアケアだけでは根本的解決にならない
老化・エイジングというと、「肌」のシワや潤いなどをイメージすると思いますが、頭皮も肌の一部。
頭皮の老化による影響は、どれもヘアケアで対応できるものではないです・・・
(白髪は対策できますが)
発毛サイクルを狂わせ、抜け毛や薄毛に
私たちの髪の毛には発毛サイクルがあり、日々新しい髪が生まれ変わっています。
1. 成長期・・・発毛から髪の毛が成長する期間(3-8年)
2. 退行期・・・髪の毛に栄養が行き渡らず、抜けるまでの期間(2週間ほど)
3. 休止期・・・髪の毛が抜け、発毛の為に準備する期間(3-4ヶ月)
通常、成長期は8年から10年ほど続きます。
しかし頭皮が老化すると成長期間が短くなり、発毛サイクルが狂ってしまうのです。
髪の毛の太さの変化
頭皮のエイジングは、髪の毛の太さや、キューティクルの量にも影響してきます。
若い女性の髪の毛の太さは0,08から0,09mmですが、30代後半から徐々に細くなっていき、50代後半には0,07から0,08mmまで細くなります。
また、キューティクルも年齢と共に脂質が少なくなり、剥がれやすくなります。
20代のころには6-7枚あるキューティクルは、エイジングと共に4-5枚に減っていきます。
また一枚一枚の厚さも薄くなります。
白髪
頭皮のエイジングの一つに、紫外線ダメージから起こる皮脂の酸化があります。
皮脂の酸化は、頭皮に過酸化脂質を作りだします。
過酸化脂質はメラニンの働きを抑えるため、黒い髪の毛が作れず白髪となってしまうのです。
また、この過酸化脂質は毛穴に詰まり、抜け毛の原因にもなります。
頭皮のエイジングケアにはどんな方法がある?
髪と頭皮のエイジングは誰にでも訪れますが、早い段階からケアすることでエイジングを穏やかにすることは可能です。
ヘッドスパによる頭皮のケア
ヘッドスパには頭皮の毛穴の汚れを落とし、血流も改善する効果があります。
それにより頭皮環境を正常化し、毛根に栄養が行き渡るようになるため健康な髪の毛が生えてきやすくなります。

紫外線を浴びない
髪と頭皮も肌と同じように、紫外線によるダメージを受けます。
できる限り帽子をかぶったり、日傘をさすなどして、髪と頭皮を紫外線から守ることが大切です。

正しいシャンプー
正しくシャンプーをすることで頭皮環境を正常に保ちやすくなります。
ポイントは、
・指の腹を使いマッサージするように洗うこと
・シャンプー剤が残らないようにしっかりと洗い流すこと
また、シャンプー自体も洗浄力が強すぎると頭皮の乾燥につながるため、自分の肌質に合ったシャンプーを選ぶのも重要です。
>>>自分に合うシャンプーの選び方は?
シャンプー選びに悩んだら美容室で相談してみるのも良いと思います。
頭皮マッサージを習慣化する
サロンでのヘッドスパと合わせて、自宅でもマッサージを習慣化。
頭皮の血行をよくすることで、新しく生えてくる髪がしっかりとした状態で生えてきやすくなります。
血液の循環は日中活発になるので、寝る前と朝起きた時にマッサージするとより効果的だそうです!
【頭皮マッサージのポイント】
● 手を洗い指の腹を使って頭皮に刺激を与えていく
● 頭の下の方から上の方に向かってマッサージする
● 髪の毛の中に手をいれ、頭皮を直接マッサージする
● 前後、左右から頭頂部に向かって引き上げる様にマッサージする
マッサージの際に、育毛剤や頭皮用の美容液を使用することで、より効果を高めることができます。
また、ブラッシングも適度な刺激を頭皮に与え、頭皮マッサージに繋がります。

生活習慣の見直し
なんだかんだ言っても、やはり生活習慣ですよ!
髪の主成分はタンパク質。
そのほかにも育毛に効果があるとされる栄養素は、亜鉛、ビタミンB群、ビタミンE、L-リジンなど。
これらの栄養素を意識して摂るように心がけています。

また、適度な運動や十分な睡眠を取ることも大切ですね。
まとめ

今回は頭皮のエイジングケアについてまとめてみました。
こうしてみると、以外と自宅でできることがほとんどですね。
頭皮も髪の毛も、日々のケアの積み重ねがとても大切です。
いつまでもキレイな髪を保てるよう、ぜひサロンでのケアと自宅でのケアをバランスよく取り入れてみたくださいね!