健康・美容

乾燥肌?脂性肌?頭皮の肌タイプの見分け方

頭皮にも肌タイプがあるのをご存知ですか?

顔のお肌については、乾燥肌か脂性肌かを気にしたり、肌タイプにあったスキンケアをしているかと思いますが、頭皮は気づきにくいもの。

頭皮は自分で見ることができないので、気にしていなかったという人も多いのではないでしょうか。

実は、頭皮にも肌タイプがあります。
そして、お顔と同じように肌タイプによってケアの仕方も変わってくるんです。

間違ったケアをしていると頭皮トラブルの原因になり、抜け毛やフケの原因になりかねません。

そこで今回は、頭皮の肌タイプの見分け方と、肌タイプに合わせたケアの方法をご紹介していきます。

頭皮の肌タイプの見分け方

頭皮も顔と同じように、大まかに「乾燥肌」と「脂性肌」の2つの肌タイプに分けられます。

肌タイプの見分け方はいくつかありますが、自分で見分けやすい方法をご紹介します。

1.触ってみる

カサカサした感じがする場合は乾燥肌。
ベタベタする感じや、手に油がつくように感じる場合は脂性肌

2.フケの種類

フケが出る場合は、細かく粉状のようなフケの場合は乾燥肌。
大きく湿った感じのフケの場合は脂性肌

3.洗い上がり

洗い上がりしばらく肌がつっぱったように感じる場合は乾燥肌。
シャンプーの後、すぐに頭皮がベタつく感じがする場合は脂性肌。

自分ではわからない場合、いつも行く美容室などで美容師さんに相談してみたり、ヘッドスパ専門店、毛髪専門のクリニックなどでもマイクロスコープで頭皮を見てもらうことができます。

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乾燥肌タイプの頭皮

乾燥肌の場合、地肌だけでなく髪もパサパサしやすくなります。
髪の表面に短い毛がふわふわと出てきやすくなったり艶を感じにくくなります。

また、肌に痒みを感じることも多くなります。
カラーやパーマの時に薬剤がしみたり刺激を感じやすくなる場合もあります。

乾燥肌タイプのケア

乾燥肌タイプの人は、まずシャンプーを見直してみるのがおすすめです。

シャンプーには界面活性剤が含まれています。
これは汚れを落としてくれる洗浄成分ですが、洗浄力が強すぎる場合、必要な皮脂まで洗い落としてしまうため肌が乾燥してしまいます。

乾燥肌タイプの人はアミノ酸系の界面活性剤や、両面界面活性剤などの洗浄力の優しい界面活性剤を主成分とするシャンプーを使うのがおすすめです。

また、シャンプーの方法も大切です。
爪を立てたり、硬めのシャンプーブラシなどで強い力で洗ってしまうと頭皮を傷つけ乾燥の一因になりますので、指の腹を使いマッサージするように優しく洗うようにすると良いでしょう。

さらに、シャンプーの後には、頭皮を保湿してくれるタイプの頭皮用の美容液などを利用するのもおすすめです。

脂性肌タイプの頭皮

脂性肌の場合は、頭皮がベタつくことで髪全体もベタついてしまうことがあります。
そうすると、根元の立ち上がり方が悪くなりトップがペタっとしてしまうことがあります。

また、過剰に分泌された皮脂が時間がたち酸化することによりニオイが出てくることもあります。

脂性肌タイプのケア

脂性肌の方も、シャンプーの見直しがおすすめです。

脂性肌の人は皮脂が過剰に分泌されて肌がベタついている状態です。
皮脂が過剰に分泌される原因は、シャンプーで脂質を取りすぎてしまっている場合や、シャンプーが肌に合っていないことが考えられます。

頭皮がベタついて感じると、つい何回もシャンプーをしてしまったり、ゴシゴシと強めに洗ってしまいがちですが、これはNG。
余計に皮脂をとってしまうため皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。

シャンプーは洗浄力の強すぎないものを選び優しく洗うこと、多くても1日に1回にすることが大切です。

みかみ
みかみ
油性肌の私は石けんシャンプーに変えました

また、食生活において脂質を多くとっている場合も皮脂の過剰分泌がされ頭皮がベタつく原因になります。

特に動物性の脂質を多く含む食事内容の場合は、少し意識をして食事の内容を見直すこともおすすめです。

まとめ

頭皮の肌タイプが乾燥肌か脂性肌かの見分け方をご紹介しました。
肌タイプがわかれば、自分に合う頭皮ケアで頭皮環境を整えることができます。

頭皮は自分では見ることができない部分なので、肌タイプを見分けるのは難しく感じてしまうかもしれません。

しかし、触ってみたりフケの有無や状態で、自分でも肌タイプを見分けることができます。

どうしてもわからない方は、いつもお世話になっている美容師さんに相談してみましょう。

自分の頭皮の肌タイプを知って、健康な頭皮と髪をキープしていきましょうね❤️