こんにちは、みかみ(@usugejyoshi)です。
紫外線が厳しい季節になってきましたね。
天気が良いとおでかけしたくなりますが、同時に怖いのが日焼け。
肌や髪を対策をしている方は多いですが、以外と忘れがちなのが頭皮です。
紫外線による頭皮へのダメージは大きい
肌老化の7割は、紫外線による光老化
光老化という言葉をご存知ですか?
紫外線を慢性的に受けることによって発生する老化のことです。

こちらは、28年間トラック運転手として働いていた男性の写真。
28年もの間、窓から差し込む紫外線ダメージを直撃し続けた結果、顔の左側だけに、シミ、シワ、たるみ、毛穴の開きといった老化現象が表れたのです。
加齢だけでなく、紫外線でここまで老化が進んでしまうんですね。
年齢よりも、紫外線が老化に影響を与えているなんてショック。
資生堂の研究によると、肌老化の7割は、紫外線による光老化だそう。
先日下着売り場で販促用ポスターを見たんですが、顔にシワがある女性でも、身体は顔ほど年齢を感じさせていませんでした。
他にもライザップのポスターで、中年の女性が見事な体型になっているのに、顔だけシワやたるみが目立つ・・・と感じたこともありました。
頭皮は一番紫外線を受けやすい場所
比較的意識して紫外線対策をしている顔でさえ、露出していない身体に比べると、老化がはっきりわかります。
頭皮は身体の中で一番高い場所。
そして頭頂部は太陽に対して直角なので、モロに紫外線を受けます。
つまり、頭皮は紫外線による老化の影響を1番受ける場所ということです。
では、頭皮に紫外線を受けるとどんな影響が出るのか?
頭皮に紫外線を受けるとどうなる?
活性酸素が白髪、薄毛の原因になる
肌が紫外線を浴びると、肌細胞を紫外線から守るために活性酸素が発生します。
活性酸素は老化の原因です。
活性酸素によってダメージを受けると、細胞の働きを止めてしまいます。
頭皮の場合、活性酸素によってどこにダメージを受けたかで、髪への影響が変わってきます。
メラノサイト細胞がダメージを受ける→白髪
毛母細胞がダメージを受ける→薄毛
※毛母細胞は髪の毛をつくる細胞
紫外線が薄毛を進行させるというのは、日本医療毛髪再生研究会のサイトにも書かれています。
紫外線を浴びることで、活性酸素が生まれ、その活性酸素が髪を生やす細胞にダメージを与えるということですね!
日焼けによる頭皮へのダメージ
紫外線による影響は、活性酸素だけでなく、日焼けによって頭皮が乾燥、硬くなるというわかりやすいダメージもあります。
硬くなった頭皮は、髪が生えづらい環境です。
(頭皮マッサージが重要な理由)
そんな環境だと、髪が成長しにくく、徐々に細く薄毛になるのは納得できますよね。
髪のダメージも切れ毛、抜け毛の原因に
頭皮への老化ダメージとは別に、髪への直接的なダメージもあります。
たとえば夏に丸一日外にいたりすると、髪がパサパサになり、ひどい状態になった経験があると思います。
パサつきは髪が引っかかりやすくなり、切れ毛、抜け毛を引き起こします。
頭皮の紫外線対策
ではどういった紫外線対策で、頭皮を守ることができるでしょうか?
ベストな紫外線対策は、その人の日常生活の行動によって違ってきます。
日傘
日傘は、
- 紫外線を守れる
- 暑さを軽減できる
- 持っているだけで女子力高く見える
- 晴雨兼用だと一石四鳥というコスパの高さ
という点から最強だと思っています。
また最近は、体感温度を下げる機能もあるので、ホントに日傘なしでは歩けないな、と感じます。
帽子
バーベキューや野外イベントなど、日傘が使えないシチュエーションの場合、帽子は活躍してくれます。
なんだかんだ言って、紫外線は直接当たらないようにするのが1番の対策。
(さすがにTシャツのような薄手の生地で長時間過ごすと、布越しでも焼けますが)
紫外線は冬でも降り注いでいますが、冬に日傘を使っている人ってあまりいないんですよね。
場合によっては日傘が差しづらくても、帽子であれは違和感なくかぶれます。
冬だと帽子のほうが寒さを防げるというメリットもあるので、うまく使い分けたいですね。
日焼け止め
日傘も帽子も使えない場合、頭皮には吹きかけるタイプの日焼け止めが便利です。
スプレータイプとミストタイプがありますが、ミストタイプがオススメ。
ミストタイプの日焼け止めが良い理由
以前、身体用の日焼け止めとして、コパトーンのスプレータイプの日焼け止めを使っていました。
ジェルやクリームだと、塗ったあとに手を洗わないといけないのが面倒・・・
スプレータイムなら、出かける直前にサーっと吹きかけて紫外線対策できるから。
が、洗面所で吹きかけたところ思いのほかスプレーの勢いが強く、飛び散って悲惨なことになりました。
床がベタベタになって、しばらく落ちなかったです・・・
その点、ミストタイプならスプレーのように飛び散らないので、ちょっとしたお出かけ前にシュシュッと使えます。
頭皮に使う場合は、成分に注意
とてもデリケートな部分なので、身体に害のない成分のものを使いたいですよね。
紫外線による薄毛を防ぐためのものが、実は刺激が強くて違うダメージが・・・なんてことになったら悲しすぎます。
というわけで頭皮に使っても問題なさそうな日焼け止めを調べてみました。
アロベビー UV&アウトドアミスト
SPF15 / PA++ / 80ml
国産オーガニックベビースキンケアブランドのアロベビー。
赤ちゃんにも使える100%天然由来成分の日焼け止めです。
UVと虫除け対策が1本でできるという魔法のミスト。
そしてお湯で落とせるという優れもの。
頭皮の日焼け止めを使う場合、きちんと洗い流さないと逆に頭皮に汚れがたまってしまいそうですが、お湯で落とせるなら普通にシャンプーをするだけで落とすことができますね。
ラフラ RAFRA エッセンスUVミスト
SPF50+ / PA++++ / 100g
石鹸で落とせる
UVイデア XL プロテクションミスト
SPF50 / PA++++ / 50g
白くなりにくく、直接スプレーできます。
髪、頭皮にも使えます。
サプリタイプの日焼け止め
「それでも頭皮に日焼け止めは心配・・・」という場合は、サプリタイプの日焼け止めを使うという方法もあります。
サプリを飲みつつ、他の紫外線対策を組み合わせればかなり防げますね。

すでに日焼けしてしまった頭皮への対策は?
日焼けしてしまった直後であれば、
冷やす
保湿
という、肌と同じような対処になりますが、長年の蓄積にすでに毛母細胞にダメージを受けていた場合、コスメレベルでどうにかできるものではありません。
細胞を活性する方法として、HARG(ハーグ)療法というものがあります。
細胞の成長を促すタンパク質を頭皮に注入して、細胞を活性化させるのです。
まとめ
紫外線は年中降り注いでいると考えると、やはり1年中紫外線対策は必要ですね。
ここ数年、真夏以外の紫外線対策をサボりつつあったので、激しく反省しました。