女性の薄毛治療方法

命の母は薄毛に効く?どんな成分?

女性の更年期の薬として知られる「命の母」。
名前のインパクトが大きく、CMなどでもよく見かけますよね。

私も名前だけは以前から知っていて、なんとなく50代くらいの女性の薬というイメージがありました。

更年期の薬ということは、ホルモンバランスの乱れが原因でおこる女性の薄毛にも効果があるのでしょうか?

今回は「命の母」は一体何からできているのか?
何に効くのか?
どんな成分が配合されているのか?
女性の薄毛にも効果があるのか?

という点について調べてみました!

「命の母」はこんな薬

「命の母」は、小林製薬から販売されている薬です。

もともとは笹岡薬品の創業者、笹岡省三氏が、蘭学者の父と病弱の母に影響を受け、
「さまざまな不調に悩む女性の役に立ちたい」
という想いで開発、1903年(明治36年)に「命の母」の売薬免許を取得しました。

なんと100年以上も、女性のくすりとして飲み続けられているんですね!

2005年に小林製薬が「命の母」の事業を譲り受け、現在は生薬とビタミンを配合した、更年期障害を和らげる薬として販売されています。

「命の母A」と「命の母ホワイト」という2タイプがあり、

「命の母A」は、40~50代向けの更年期の諸症状改善薬
「命の母ホワイト」は、20~40代向けの生理の諸症状改善薬

という位置づけになっています。

この2つは配合されている生薬の量や種類が少し異なるそうです。

命の母の成分

「命の母A」は、更年期の不調を改善する13種類の生薬と、11種類のビタミンが配合されています。

主成分

【生薬】
ダイオウ 175mg
カノコソウ 207mg
ケイヒ 170mg
センキュウ 100mg
ソウジュツ 100mg
シャクヤク 300mg
ブクリョウ 175mg
トウキ 300mg
コウブシ 50mg
ゴシュユ 40mg
ハンゲ 75mg
ニンジン 40mg
コウカ 50mg
【ビタミン】
チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1) 5mg
リボフラビン(ビタミンB2) 1mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 0.5mg
シアノコバラミン(ビタミンB12) 1μg(マイクログラム)
パントテン酸カルシウム 5mg
葉酸 0.5mg
タウリン 90mg
ビタミンE 5mg
リン酸水素カルシウム水和物 10mg
ビオチン 1μg
精製大豆レシチン 10mg

当帰芍薬散をメインに桂枝茯苓丸と加味逍遙散を合わせて考えられた処方です。

複数の生薬を配合することで様々な症状に合わせやすい処方になっています。

引用:小林製薬 よくあるご質問

ということで、「漢方の婦人科三大処方」と呼ばれる3つの漢方薬をメインに配合されています。

血の巡りをよくしたり、老廃物の排出を促したりすることで、様々な症状の改善が期待できます。

ちなみにホルモン剤は入っておらず、「ホルモン剤のかわりになる薬ではありません」と公式サイトに記載されています。

命の母の効果

命の母の製品情報によると、その効能・効果は

更年期障害、更年期神経症、血の道症、のぼせ、生理不順、生理異常、生理痛、肩こり、冷え症、肌荒れ、めまい、耳鳴り、動悸、貧血、にきび、便秘、ヒステリー、帯下、産前産後、下腹腰痛、血圧異常、頭痛、頭重

注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期等女性のホルモンの変動に伴ってあらわれる精神不安やいらだち等の精神神経症状及び身体症状のことである

引用:小林製薬 製品情報

となっています。

「イライラ・不安感・倦怠感」などの精神的な諸症状から、ほてり・頭痛・肩こりといったカラダの不調まで、さまざまな更年期の症状に幅広く効果を発揮するようです。

副作用

体質に合わないと肌の赤みやかゆみ、気分が悪くなる、腹痛などの副作用がでてしまうようです。

副作用が少ないイメージの漢方ですが、これらの症状が出た場合には服用をストップしましょう。

命の母は薄毛に効く?

更年期の女性にはホルモンバランスの乱れによる薄毛に悩む人も多いです。
命の母は、薄毛にも効くのでしょうか?

以前は命の母のサイトに「命の母Aは更年期障害の薄毛にも効果があります」と書かれていたようですが、現在はその記載を見つけることができません。

イライラやカラダの不調といったストレスを減らすことは、ホルモンバランスにも良い影響を与えるので間接的には効果があるのかもしれません。

しかし女性の薄毛のメカニズムはまだ謎が多く、ハッキリと薄毛に効きます!と明記できなくなったのかもしれません。

命の母は漢方をメインに作られた薬で、ホルモンバランスを整えるものではありません。

どちらかというと、出てしまった症状を緩和するような役割が大きいです。
製品サイトにも「症状改善薬」と書かれています。

なので、抜け毛が減ったり、髪が生えてきたりといった効果はあまり期待しない方がいいようです。

効能・効果の中にも残念ながら薄毛・抜け毛といった記載はありません。

薄毛治療薬に使われている有効成分も入っているけど

世界で初めて女性の薄毛に対する効果と安全性を承認され、クリニックでもよく使われている薄毛治療薬に「パントガール」があります。

そのパントガールに含まれる成分、「パントテン酸カルシウム」が命の母にも含まれています。

パントテン酸カルシウムは足りなくなると、薄毛や抜け毛の原因になることがわかっています。

しかしその含有量を比較してみると、パントガールが180mg(1日分)に対し、命の母は5mg(1日分)だけなので、かなり量が少ない印象です。

薄毛改善を目的としてだと、効果を実感するのは難しいかもしれませんね。

まとめ

「命の母」は漢方の原料である、生薬13種とビタミン成分11種が配合された薬です。

「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」「加味逍遙散」という女性の不調に効く3つの漢方薬を複合した処方になっています。

しかし女性の薄毛に対する直接的な効果は期待できません。

薄毛に積極的にアプローチしたい方は「ミノキシジル」などの発毛成分・育毛成分の入った薬を使用することをおすすめします。

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