女性の薄毛治療

発毛効果のあるミノキシジルはどんな成分?女性が使って大丈夫?

こんにちは、みかみ(@usugejyoshi)です。

発毛効果がある言われているミノキシジル。
私は塗り薬のミノキシジル外用( 女性用ロゲイン )と、飲み薬のミノキシジルタブレットの両方を同時に使用していました。

ミノキシジルに興味あるけど使っていいのか不安・・・という方のために、ミノキシジルの効果や副作用についてまとめました。

ミノキシジルってどんな成分?

ミノキシジルは、もともと高血圧の治療のための血管拡張薬です。
のちに発毛効果が確認されたため、薄毛治療用として販売されるようになりました。

  1. 塗り薬の外用(発毛剤)
  2. 飲み薬の内服薬
  3. 注射薬(メソセラピーとして頭皮に注入)

の3種類があります。

ミノキシジルの濃度は1%、5%、15%など、複数のタイプがあります。
大抵、「○○%配合」と記載されていて、数字が大きいほうが濃度が高い(=効果が出やすい)です。

つい濃度が高いほうを選びたくなってしまいますが、副作用なども出やすくなるため、男性用と女性用では適正な濃度が異なっています。

ミノキシジル外用(発毛剤)

ミノキシジルは世界で唯一、発毛効果が認められている外用剤です。
毛細血管を広げる効果があり、頭髪の育毛促進が医学的に証明されています。

世界90ヵ国以上で使われており、日本皮膚科学会が公開しているガイドラインでも、ミノキシジル外用1%は、女性の脱毛症治療として強く推奨されています。

ミノキシジル成分が入っている発毛剤で有名なのは、男性用の発毛剤としてCMされている「リアップ」など。

上の写真は、私がクリニックで購入した女性用ロゲイン。
アメリカ食品医薬品局(FDA)によって承認されたミノキシジル2%配合の育毛剤です。

日本では1%での臨床試験しか行われていないため、推奨されているのは1%までですが、アメリカやカナダでは女性でも5%まで認可されています。
そのため、海外のものであれば女性用でも2%以上のものがあります。

ミノキシジルタブレット/ミノタブ(内服薬)

ミノキシジルタブレットは、日本でも海外でも、薄毛治療薬として認可されていません。
臨床試験が行われておらず、危険性などが検証されていないからです。

日本皮膚科学会が公開しているガイドラインでも、ミノキシジル内服薬は行うべきではないとされています。

そのため、個人の判断で購入することはオススメできません。
特に妊娠の可能性がある女性は、使用しないほうが良いです。

しかし国内のクリニックでは、女性の薄毛対策としてミノタブを扱っているところが多いです・・・

使用する場合は、充分に副作用を確認するようにしてくださいね。

ミノキシジルの入手方法は?

ミノキシジル外用(発毛剤)

1番手軽に入手できるのは、一般用医薬品の「リアップジェンヌ」です。

「リアップジェンヌ」はミノキシジルが1%配合されているので、日本皮膚科学会のガイドラインに即しています。

大きなドラッグストアやネットでも購入できますが、医薬品のため、薬剤師から使用方法や相互作用(のみ合わせ)、副作用などの説明を必ず受ける必要があります。

ミノキシジルタブレット/ミノタブ(内服薬)

ミノタブを購入したい場合、薄毛治療を取り扱っているクリニックなどで購入することができます。
(個人輸入という方法もありますが、偽物が出回っている可能性もあるためおススメしません・・・)

私が使用している、

  • 女性用ロゲイン ミノキシジル2%
  • ミノキシジルタブレット 5%

は、どちらもクリニックで購入しました。

ミノキシジルの副作用

もともと高血圧のための成分なので、多量のミノキシジルは低血圧の原因となる可能性もあります。

濃度が高いほど、副作用の危険性が高まります。

ミノキシジル外用(発毛剤)の副作用

頭皮のかゆみ、赤み、皮がむける、かぶれ、炎症などが発生することがあります。
また、初期脱毛が起こる人もいるようです。

男性用の発毛剤には、女性用より多くミノキシジル成分が配合されているものがありますが、女性の肌は男性の肌より弱いため、女性が男性用の製品を使うのはNGです

ミノキシジルタブレット/ミノタブ(内服薬)

血管拡張作用の薬のため、

  • 低血圧
  • めまい
  • 腎不全
  • 多毛症

などが副作用としてあげられています。

とくに多毛症の副作用は大きく、全身の毛が濃くなります。

もともと生えている毛が太く+抜けにくくなる結果、「毛深くなった・・・」と感じるでしょう。

飲み薬なので、影響は髪だけでなく、顔、腕、背中、足、指の毛、鼻毛・・・と、全身にあらわれます。

クリニックで副作用について聞いたところ、多毛症で全身の毛が濃くなってしまったため、今度は脱毛した・・・という人がいた、という話を聞きました。

その話を聞いたとき、
『どんだけ毛深くなるんだよ、狼男かよ』
と心の中で思ったけど、実際に自分がそうなると、脱毛したくなる気持ちがわかるな、と思いました。

私はもともとムダ毛が濃くないほうですが、ミノタブを飲んでるときはかなり気になりました。

唯一嬉しいのは、まつげも濃く長くなることですかね。

ミノキシジル外用、ミノタブの両方を使用した私の主観

ミノキシジル成分を使ったからといって、誰でも必ず発毛するわけではありません。

しかも、効果があるのは使用しているとき限定で、やめると効果はなくなります。

そのため、ミノキシジルだけで薄毛、抜け毛を改善しようとすると、ずっと使用し続けることになります。

副作用の観点から考えると、ミノタブを一生飲みつづけるのはリスクが大きいので、外用のほうが安心です。

安全に継続していくなら、外用の「リアップジェンヌ」が一番いいと思います。

もしどうしてもミノタブを使いたい、という場合、

  • 今後妊娠の予定がなく
  • 基本的に病気などない健康体で
  • ある程度毛深くなっても耐えられる人

なら大丈夫かも、という気はします。
(だけど長期の使用は避けたほうが良いです)

私は1年飲みましたが、今後はミノタブはやめてパントガール、プラセンタ中心で考えていこうと思います。