ドラッグストアを探したりインターネットで検索すると、たくさんの種類のシャンプーが出てきますね。
「沢山あってどれが自分の髪質や肌質に合うのかわからない」
「自分に合っているのかどうかわからなくて困っている」
新しいシャンプーを買ってみてはいまいちしっくりこなくて、シャンプージプシーになっている、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、自分に合うシャンプーの選び方についてご紹介します。
シャンプーには種類がある
ドラッグストアやインターネットを見ても分かるように、シャンプーには様々な種類があります。
ヘアサロンで扱っているものも、同じブランドでもいくつか種類がある場合があります。
そして、人によって合う合わないがあります。
シャンプーのタイプは、大きく4つに分かれています。
頭皮の洗い上がり
- すっきり洗い上げるタイプ
- 優しく洗い上げるタイプ
髪質の仕上がり感
- しっとりタイプ
- さらさらタイプ
美容師さんはよく、「しっとり=重い」「さらさら=軽い」などと表現することが多いです。
では、自分にはそれぞれどちらのタイプが合うのでしょうか?
自分の肌タイプは?
まずは自分の肌タイプを知っておきましょう。
頭皮にも、他の部分のお肌と同じように肌タイプがあり、脂性肌と乾燥肌に分けられます。
シャンプーをしてもすぐにベタベタしてしまったり、触ったときに手にベタっとした感覚がある、大きめのしっとりしたフケが出る場合は脂性肌です。
逆に、シャンプー後に頭皮が突っ張るような感覚やカサカサとした感覚があったり、細かい粉のようなフケが出る場合は乾燥肌です。
脂性肌タイプの人には、すっきりと洗い上げるタイプのシャンプーがおすすめです。
一般的な高級アルコール系の界面活性剤を使用しているものは洗浄力が高く、すっきり洗えるものが多いです。
しかし、洗浄力の高さから頭皮の脂を取りすぎてしまうと乾燥してしまったり、髪もパサついてしまうこともあるので、シャンプーの後につけるコンディショナーやトリートメントで髪の質感を調整すると良いでしょう。
乾燥肌タイプの人には、優しく洗い上げるタイプでやや保湿力の高いシャンプーがおすすめです。
具体的にはアミノ酸系の界面活性剤や、両面界面活性剤を使用しているシャンプーなどになります。
自分の髪質と理想の質感は?
髪質は人によってさまざまです。
太い、細い、クセがあるかないか、パサつきやすいかどうかによって、シャンプーも合うものと合わないものがあります。
また、もともとの髪質を踏まえた上で、自分がどのような髪質になりたいかによっても変わってきます。
髪の量が多く、太めでクセがある
髪の量が多く、太めでクセがあることで広がりやすさに悩んでいる人、質感をしっとりと艶やかな質感にしたい人は、いわゆるしっとりタイプ。
髪の量が少なめ、細く柔らかい
髪の量が少なめで、細く柔らかかったり、あまりクセがなくボリュームが出にくい人、さらっとした軽い質感にしたい人は、さらさらタイプがおすすめです。
このタイプの場合は、ボリュームが出やすくなるようなハリコシを出すようなシャンプーもおすすめです。
ダメージが気になる
カラーやパーマなどをしている場合、乾燥しやすかったり、絡まりやすい場合が多いです。
このようなダメージ毛の場合は、保湿力が高めのしっとりタイプや、シリコンの入っている指通りのよくなるようなシャンプーがおすすめです。
ノンシリコンシャンプーが良いと聞いたことがある人も多いかと思いますが、誰にでも良いというわけではありません。
ダメージにより絡まりやすい場合は、シリコン入りで絡まりにくいものを使用した方が、ダメージの進行を防ぐことができます。
肌タイプと髪質のバランス
シャンプーは頭皮を洗浄するものなので、基本的には肌タイプに合わせて選びます。
脂性肌の人はすっきり洗いあげるタイプか、さらさらタイプ。
乾燥肌の人は優しく洗いあげるタイプか、しっとりタイプ。
脂性肌でも、髪質が太かったりクセで広がりやすい人がサラサラの髪質にしたい場合、すっきり洗い上げるシャンプーやさらさらタイプのシャンプーだと乾燥気味になって髪が余計に広がってしまったりすることがあります。
そのような場合は、脂性肌の肌タイプに合わせて、シャンプーはしっかりと洗えるもの。
コンディショナーやトリートメントを、程よくしっとりするタイプのもの(かなりしっとりするものだと、さらさらではなくしっとり質感になってしまいます)を選んで、髪質を調整してみてください。
まとめ
自分に合うシャンプーの選び方についてご紹介しました。
化粧品を選ぶときも同じですが、シャンプーはあくまでも肌を洗浄するアイテムなので、大事なのは自分の肌タイプを知ること。
その上で、自分の肌タイプに合うシャンプーを選ぶようにしましょう。
髪質については最終的にはコンディショナーやトリートメントで整えるものですが、ほとんどのシャンプーには少なからず髪の質感を整える成分が含まれています。
そのため、肌タイプに合うだけでなく、自分の髪質を知り、髪質に合うシャンプーや目指す髪質に近づくことのできるシャンプーを選ぶのも大切です。
自分の肌タイプや髪質がイマイチわからない場合は、いつもお世話になっている美容師さんに相談してみてください。
最終的には実際に使ってみないとわからない部分が多いので、基本は肌タイプに合わせて選びつつ、いろいろ試してみて合うものを見つけてくださいね。
ちなみにボタニストだと、9つの質問に答えるだけで自分に合ったオーダーメードのシャンプーをつくってくれるそうです。
自分の髪質を知りたい方は、試してみてくださいね。
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