
抜け毛や薄毛に効果的な食材、できるだけ日々の食事に取り入れたいですよね。
テレビ番組【名医のTHE太鼓判!】では、イワシの缶詰が抜け毛対策や薄毛対策におすすめと紹介されたそうです。
なぜイワシの缶詰が抜け毛に良いのか?
缶詰じゃないとダメなのか?
他の魚ではダメなのか?
もろもろ気になる点を調べてみました!
イワシが抜け毛に良い理由
イワシが抜け毛に良いとされている理由は、イワシなどの青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)に、血流を改善させてくれる成分が含まれているからです。
抜け毛や薄毛の原因の1つは、頭皮の血行不良。
頭皮に栄養が届かないことで、髪が細くなり、抜けやすくなってしまいます。
しっかり栄養を摂取しても、頭皮に届かなければ意味ないですからね。。。

EPAは血中の余分な脂肪やコレステロールを減らし、血液をサラサラにする効果が期待できるのです。
血流を改善させていくことで頭皮にしっかり栄養が届くようになり、髪が抜けにくくなるということなんですね!
また、EPAの効果は、血管年齢を若くするだけではありません。
意外なことにドライアイに対しても効果があるのだとか。
薄毛の原因と思われる眼精疲労に対しても有効なら、積極的に摂りたいですね!
また、こんなツイートも。
人間は、若い時は当然肌も髪もつやつやしています。これは、常に新しいタンパク質がつくられるからです。若さを保つ、老化を防ぐためにはタンパク質合成に必要な核酸の働きが活発になるように、その材料の食品をとれば良いのです。イワシは核酸の合成に有効な高核酸食品の代表的なものです。
— れぃぴー@女子力向上 (@reipyw10) May 29, 2020
さらにダイエットにも良いというツイートが!
ここ最近体重67~8キロ代を維持してたけど、姉にイワシ食べると髪生えるぞと言われ毎朝イワシを食べてたら体重が65キロ代に減って体重計2回乗った
調べたらイワシは髪が生える以外にもダイエット効果もあるらしいで
チビデブハゲのうちデブハゲ解消出来るとかスゲーなイワシ!
ついでに身長も伸ばして— 本庄アカリ(あかりくん) (@akarikun_cocoa) July 10, 2019
缶詰じゃないとダメ?生のイワシは?フライや煮付けだとどうなの?
イワシのEPAが抜け毛対策に良いことはわかりましたが、なぜ缶詰が良いのでしょうか?
生のイワシではダメなのか?
また、フライや煮付けなどではEPAは摂取できないのでしょうか?
調べてみると、生のイワシより、缶詰のほうがEPAのほうが多いのです。
生:780mg
缶詰:1200mg
(100gあたり参照:文部科学省 食品成分データベース)
EPAは熱に弱い性質があるため、加熱するとさらに減少してしまいます。
そのため、焼いたイワシやフライにしたイワシだと、これよりも少ない数値になってしまうみたい。
逆につみれ汁などは、調理中に落ちた脂(EPAは青魚の脂に多く含まれています)も汁と一緒に摂取できるのでおすすめのようです。
煮付けも比較的良さそうですね。
魚の缶詰は、生の魚を後から熱処理しているので、煮汁にもたっぷりEPAが含まれています。
そのため、缶詰を食べるときも汁ごと食べるのがポイントなのだそう。
缶詰以外でもEPAは摂れるけど、手軽で効率よいのが缶詰、ということですね。
サバ缶とか他の魚でも効果ある?
EPAは青魚の脂に多く含まれているので、イワシ以外でもEPAを摂ることができます。
そのためサバの缶詰も抜け毛対策にはおすすめ。
この他、本マグロやまだい、ぶり、さんまなどにもEPAは多く含まれています。
EPAが一番多いのはイワシですが、イワシ以外の食材からも摂取できることを知っておくと、抜け毛対策の食事を飽きずに続けられますよね。
サバについてこんな熱い意見も。
あのね本当にサバ缶はすごいよ!メインをお肉からサバ缶に変えたらするする痩せてくしなんとなく頭すっきりするしとにかく体の調子がいいよ。トマトジュースにキャベツとコンソメとサバ缶いれて煮込んだだけの簡単スープ、おいしいし🍅×🐟の相乗効果で肌が超ぴかぴかになるから作ってみてね
— 魚座 (@pipipichameee) July 26, 2019
含有量が一番多いのはイワシの缶詰なので、できればイワシの缶詰は積極的に取り入れたいところ。
ウチにはサバ缶やさんま缶が大量にストックされているので、まずはそちらを食べる習慣をつけようと思います。
まずは魚を食べる習慣を増やす
自分の食生活を振り返ってみると、魚を食べることはかなり少ないです。
数ヶ月に一回、お寿司で食べるくらい。。。
・魚は調理が大変
・夫があまり魚を食べない
などの理由で、食卓に上がる機会が少ないです。
調理の面については缶詰でクリアできますが、私1人だけ毎日缶詰を食べるというわけにはいかない。。。
そこで、平日のお弁当に持っていけないだろうかと、サンマ蒲焼缶を卵とじにしてみました。
あまりおいしそうじゃなくてスミマセン・・・

これならいける!
だけど蒲焼きの缶詰じゃないほうがいいと思うわ!
普段お弁当を作っているわけではないので(基本コンビニランチ)、毎日というのはムリだろうけど、できるだけ取り入れようと思いました。
あとお惣菜やお弁当を買うときには、メインが魚のものを選ぶとか。
できるところから少しずつ取り組んでいこうと思います。
EPAを摂るときに気をつけること
お肉などの他の脂肪や、油と一緒に摂ると、薄毛改善効果は半減するそうなので、メニューのバランスは考える必要がありそうです。
こちらのほうが難しいかも。
イワシ缶×梅干しで効果MAX
イワシの缶詰と梅干しを組み合わせると、さらに抜け毛対策に有効のようです。
梅干しに含まれているクエン酸と、イワシ缶のEPAの相性が良いと言われています。
さらに梅干しに含まれるムメフラールという成分には、血行促進効果があり、血流を促進し栄養を頭皮に届けるように働いてくれます。
生のイワシの臭みを取るために梅干しで煮ることがありますが、この料理も抜け毛対策に有効と言えるのではないでしょうか。
生のイワシなので缶詰には劣りますが、EPAは摂取できます。
抜け毛対策のためには、積極的に梅干しとイワシを組み合わせていきたいですね。
まとめ
イワシの缶詰の抜け毛、薄毛対策への効果についてまとめました。
青魚のEPAには、血流を改善させる効果があるので、イワシに限らず、青魚を積極的に食べたほうが良い。
抜け毛対策のために、サプリメントを飲んでいるけれどイマイチ変化がない、育毛剤を使っているけれど抜け毛が減らないという方は、イワシの缶詰も合わせて食べてみると変化を実感しやすくなるかもしれません。
ちなみに、脂肪酸(EPA)の血中濃度は調べることが可能です。
「女性でも薄毛は遺伝する?遺伝子検査でわかるの?」でご紹介した遺伝子検査でも調べられるので、興味があればぜひ調べてみてください!
今回は食べもので血液をサラサラにして血流を良くする方法でしたが、頭皮マッサージなどでも血流は良くなります!
